鶏肉を焼いてから炊くカオマンガイも美味しい

カオマンガイが好きだ。プリプリの鶏肉と脂を吸ったごはんが最高に旨い。先日アップされていたGeorgeさんのレシピを参考に、人生2度目のカオマンガイ作りに挑戦した。きっとまた作るのでメモしておく。

焼いて香ばしさをプラスしたカオマンガイ

参考にしたのはこちら。ショートのみで本編(?)の動画が見当たらなかったので、繰り返し見ながら作ってみた。材料は動画の最後に一覧で出てくる。

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鍋でお米を炊く=難しいイメージ

鍋でお米を炊くこと自体、2回目である。そしてカオマンガイを作るのはこれが2回目。私が鍋でお米を炊くときは、決まってカオマンガイなのかもしれない。

1回目はたしか4年位前。そのときはまだストウブを持っていなかったので、別の鍋でカオマンガイを作ったのだが、お米が硬く炊きあがってしまった覚えがある。鍋でお米を美味しく炊くのって難しいんだなという印象だけが残ってしまい、それ以来作っていなかった。今思えば、浸水が足りなかっただけだと思う。

炊飯器で作るカオマンガイのレシピもあるが、炊飯器に具材の香りが移ってしまうのがどうも気になって、白飯以外を炊いたことがほとんどない。そんなことを言いながら、気まぐれに年1くらいで炊き込みご飯を作ったりする。

ストウブでお米を炊くには

普段炊飯器でお米を炊くときは、釜にお米を入れてそこで研いで、分量の線まで水を入れている。ストウブでお米を炊くのは初めてだ。その初めてがカオマンガイとなると緊張する。そもそもストウブでお米を炊くときってどうしたらいいんだろうと、こちらも参考にした。鍋で炊くなら、しっかり水を計った方が次回も作りやすい。

macaro-ni.jp

cookpad.com

我が家のストウブは、ピコ・ココット・ラウンドの22cm。ストウブは、ご飯炊き用のラ・ココット de GOHANというのもある。動画を見た感じ、GeorgeさんはGOHANなのかなと思う。

焼く→炊く→タレを作る

工程と材料がなんとなく頭に入ったので調理開始。作り始めてからお皿に盛るまで1時間もかからなかった。以下、工程。

①米2合を研いで、一旦ザルに上げて水気を切って、鍋に移したら水350mlを入れる。鶏肉やタレの準備をしている間に浸水させておく。たぶん10分くらい。

鶏もも肉は350g程度を1枚、皮や脂は取り除かずそのままで。濃くはないが薄味ではないだろうってくらいに、全体に塩をまぶしておく。

③鶏肉は皮目だけをこんがり焼く。フライパンはあとで使うので、洗わずそのままにしておく。結構脂が出たから、これを少し鍋に入れても良かったかも。

④鍋にコンソメを入れてさっと混ぜ、鶏肉、ネギと生姜とニンニク、酒を入れて蓋をして強火にかける。7分くらいで湯気が出てきて沸騰の合図。超弱火にして10分炊く。10分経ったら火を消して、蓋を開けずに10分蒸らす。この間にタレの準備。

⑤鶏肉を取り出して切っておく。ネギと生姜を取り出して、ニンニクをざっくり潰しながらご飯を混ぜる。盛りつけて完成。

鶏ふっくら、米うまい

いわゆるエスニックなカオマンガイとは違う、香ばしさと醤油ダレが組み合わさった少し和風なカオマンガイに仕上がった。パクチーとの相性もよい。このタレも美味しかったし、シラチャーソースをかけても美味しいと思う。ソースを切らしていたのが心残りだ。

心配していたお米の炊き上がりも上出来で、なんなら炊飯器より美味しい気がした。おこげができるのは鍋炊きならではだろう。あまり潰さずに混ぜておいたニンニクも美味い。食べていてふと口に入ってくるニンニクが美味しいことを、私は当たりと呼んでいる。

盛りつけた写真は撮っていない。が、おこげは撮った。まあまあ焦げているけど、鍋が冷めてからぬるま湯を入れておけば問題なく洗い落とせる。

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お米の浸水時間は、本来はもっと長い方がいいのだろう。肉と野菜の下ごしらえの間しか浸水しなかったけど、それでも芯が残らず美味しく炊けたのはストウブのおかげかもしれない。おかわりして、さすがにおなかいっぱいで、0.7合程度ごはんが残ったので冷凍しておいた。

レシピではチキンコンソメを使っているが、うちにあるのは味の素の普通のコンソメだ。チキンコンソメなら風味も変わるだろうし、鶏ガラスープの素ならまた違った鶏感が出ると思う。あと、鶏肉は小さめを2枚、400gくらい入れても良い気がする。

思っていたより簡単に作れたおかげで、カオマンガイも、鍋炊きごはんのハードルも下がった。タイ料理店に行くたびに注文しようか迷うカオマンガイを、このくらいの工程で作れて家で食べれるなんて最高だ。次はパッタイに挑戦したい。

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